障がい児者を育児する母親が抱える課題を
認知・理解してもらうための
「社会課題の体験型ワークショップ」を
検討&実行せよ!
一般社団法人Hito Reha
社会起業家紹介
プロジェクトの受け入れをしていただく社会起業家さんのご紹介です。
一般社団法人Hito Reha 代表理事
横山 翼 さん
兵庫県宝塚市、1991年生まれ。一般社団法人Hito Reha(ヒトリハ)代表理事。
2011年の東日本大震災を機に、藍野大学(大阪府)を卒業後、宮城県石巻市に2014年移住。理学療法士として4年間病院に勤務しながら、地域住民との交流と健康の場を開くためまちづくりや地域づくりに参画。その後、通所と訪問分野での介護事業に関わり、2020年2月に一般社団法人Hito Rehaを設立。現在は、理学療法士としても在宅現場で活動しており“0歳児~100歳”の方のリハビリに関わる。2021年度仙台市社会起業家育成プログラム(SIA)採択者。
<学生へのメッセージ>
Hito Rehaで正解を求めるのではなく、皆さんがやりたいこと・やれることに加えて社会や顧客から求められていることも考えていきます。そのためにも皆さんとともに「障がい児者を育児する母親」の現状とありたい姿を一緒に考えてみたいと思います。母親の皆さんの背景や現状について、「知る、認める、考える」を大切にし、その人が持っている可能性を引き出すことが私たちにとって大きな役割となります。ぜひ、一緒に楽しみながら実践してみましょう!
事業紹介
プロジェクトの受け入れをしていただく社会起業家さんが取り組む事業のご紹介です。
一般社団法人Hito Reha
「温泉やカフェに行っても障がいを抱える方やその家族を見かけたことがなかった」、ことをきっかけにHito Rehaを設立しました。現在は、障がい者もその家族も、目の前の現状を少しでも良くするために「変わりたい」と心からの声に応えていく法人として活動をしています。
主に障害福祉の分野で活動していますが、制度と制度の“狭間”にいる方々の生きやすさに着目した事業を構築しようとしています。障がいの有無、年齢、世代、人種などあらゆる違いを認め合い、共に暮らしを豊かにできると信じています。そして、誰もが「これ、あったらいいよね」という地域や社会に心地よく生きていける寛容な社会を実現していきます。<Vision>
・障がい児者を育児する母親の「働きたくても働けない」がきこえない社会をつくる
・障がい者が持つ可能性を広げ多様な日常を愉しめる社会をつくる
プロジェクトで取り組むテーマ
プロジェクトで取り組むテーマのご紹介です!
障がい児者を育児する母親が抱える課題を認知・理解してもらうための
「社会課題の体験型ワークショップ」を検討&実行せよ!
2014年に宮城県石巻市へ移住した横山さん。理学療法士として働き・暮らす中で、"障がい者やその家族が日常の暮らしの中にいないこと"そして、その背景には、"障がい児者を育児する母親の働きたくても働けない課題"があることに気がつきます。『障がい児者を育児する母親の働きたくても働けない課題を解決したい!』この想いから、現在までに10名の方を雇用支援してきました。
しかし、社会全体への認識や理解は乏しい現状があります。そのため、単純にこの課題を伝えるだけでなく、ユニークな視点を持って障がい児者を育児する母親の課題を体験してもらう必要があると考えています。例えば、車椅子ユーザーに対する理解醸成のため運営されている「バリアフルレストラン」では、車椅子高さでレストランが設計されており、車椅子ユーザーはバリアを感じずに食事が取れるが、立って歩ける人から見れば屈みながら食事をしなければいけない状況をつくっています。
本プロジェクトでは下記の3つに取り組んでいきたいと思います。
1)障がい児者を育児する母親の課題の言語化。
2)障がい児者を育児する母親の課題を体験するワークショップの設計・開催。
3)課題に対する認知・理解を広げるためのあり方・アプローチの検討。
障がい児者を育児する母親の課題をユニークな視点から解決に向かうチャレンジをしてみませんか?
《(参考)テーマ設定の背景にある社会課題 》
▷障がい児者を育児する母親の雇用課題
⇨健常児を育児する母親と比較して、障がい児を育児する母親の雇用率は、正規雇用率で29%(健常児の母親:34%/障がい児の母親:5%)、非正規雇用率で22%(健常児の母親:71%/障がい児の母親:49%)も低い現状がある。
⇨障がい児を育児する母親の4人に1人(約170,000人)は雇用を希望しているが働けていない実態がある。そして、この数値は2017年から大きくは改善していない。
こんな方にオススメ!
どれかひとつでも該当する方は大歓迎!
・「福祉」や「障がい児」に関連する社会課題に関心がある方
・「子ども」や「子育て」に関心がある方
・障がい者やその家族が日常の暮らしの中に入り込める社会のカタチを考えてみたい方
・商品の販売戦略立案・マーケティング戦略立案やその実践に関心がある方
・宮城県石巻市での活動に関心がある方
《関連タグ》
#福祉、#障がい児、#子ども、#子育て、#販売戦略・マーケティング戦略、#宮城県石巻市
#障がい児者を育児する母親の「働きたくても働けない」がきこえない社会をつくる
#障がい者が持つ可能性を広げ多様な日常を愉しめる社会をつくる
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