大人のための滞在型学習施設
「クラシノガッコウ月とみかん」
福島県広野町にある"暮らしの学び"を掘り起こし、
授業コンテンツを企画&町外へのPR作戦を実施せよ!
クラシノガッコウ月とみかん
社会起業家紹介
プロジェクトの受け入れをしていただく社会起業家さんのご紹介です。
クラシノガッコウ月とみかん 代表
大場 美奈さん
福島県いわき市出身。広野町役場の嘱託職員、山形県南陽市の地域おこし協力隊を経て、2019年4月、広野町初の起業型地域おこし協力隊員として町へUターン。任意団体「ちゃのまプロジェクト」共同代表として交流スペース「ぷらっとあっと」の立ち上げ・運営に携わりつつ、自身のゲストハウス構想を温める。2022年4月、協力隊卒業と同時にちゃのまプロジェクトからも卒業。現在は町内の古民家を借り上げ、現在は運動指導やヨガインストラクターなどをしながらクラシノガッコウ月とみかんの開業に向けて準備中。2021年度仙台市社会起業家育成プログラム(SIA)採択者。
⇨仙台市社会起業家育成プログラム(SIA)発表動画はこちら
<学生へのメッセージ>
クラシノガッコウ月とみかんは広野町の課題解決に必要な内と外の化学変化を作り出す実験場のような場所です。実験に失敗はつきものです。その挑戦から学んだこと、心が動いたこと、肌で感じたことが地域を変える原動力になると私は思っています。自分の感性を最大限に開き、今地域で起きていることを肌でリアルに感じてみましょう。皆さんが感じたこと、ぜひ、共有させてください。そして、いろんな実験をしていきましょう。ぜひ、失敗を恐れないで、楽しみましょう!!皆さんに会えることを楽しみにしています!!
事業紹介
プロジェクトの受け入れをしていただく社会起業家さんが取り組む事業のご紹介です。
クラシノガッコウ 月とみかん
クラシノガッコウ月とみかんは「暮らし」を通して自分を見つめ直す場所にデンマークのフォルケホイスコーレの考え方をプラスした大人の滞在型学習施設です。「休息から生まれるチャレンジ」をコンセプトにアートを軸にした様々な授業を提供していきます。
作品作りや色を通して自分の事を知り、自分を内観する時間を一緒に作っていきます。その過程で出た想いや考えを対話を通して共有していきます。共有することで見えてくる新しい自分や他者への思いやりなど日常では味わう事の出来ない体験を提供していきます。
プロジェクトで取り組むテーマ
プロジェクトで取り組むテーマのご紹介です!
大人のための滞在型学習施設「クラシノガッコウ月とみかん」
福島県広野町にある"暮らしの学び"を掘り起こし、
授業コンテンツを企画&町外へのPR作戦を実施せよ!
福島県広野町には、2011年に発災した東日本大震災後に全町避難を余儀なくされたという過去があります。「暮らし」が一度無くなった場所だからこそ「暮らし」を大切にし、広野町での丁寧な「暮らし」を発信していきたい。大場さんの広野町に対する熱い想いと現代の大人の生きづらさに対する課題意識から生まれたのが「休息から生まれるチャレンジ」をコンセプトとした大人の滞在型学習施設「クラシノガッコウ月とみかん」事業です。
本プロジェクトでは下記の3つに取り組んでいきたいと思います。
1)広野町にある日常の暮らしの学び(日常の暮らしの中にある宝物)を発掘する。
2)「クラシノガッコウ月とみかん」のコンセプトを踏まえた授業を企画する。
3)町外に向けた企画の発信と実践を行う。
地域の日常の「暮らし」を価値に変える挑戦をしてみませんか?
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《(参考)テーマ設定の背景にある社会課題》
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▷町への関心度の低さ・無関心・受動的な町づくり・温度差のある町。
震災後、様々な支援の手が入り、支援される事に町民は慣れてしまいました。また、近隣には規模の大きな自治体があるため広野町で不便さを感じても、自分たちではなく外で解決している状況があります。これら、地域住民の地域に対する関心の低さ(シビックプライドの低さ)という問題は、広野町だけの問題ではなく多くの中山間地域が抱える課題です。ほんの少し生活を自分の手で変えることができたら、もっと生活を豊かにすることができる。生活が豊かになる人が増えたらそれだけで地域が豊かになる。行政やリーダー任せにしない、町民主体の町づくりの実現が求められています。
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▷休めない日本の大人たち
有給休暇の取得率の低さなどをはじめ、「休めない日本の大人」に係る課題が指摘されています。事実、日本人の100人に6人がうつ病経験があり、その経済損失は2兆円との指摘もあります。また、コロナ禍を経て状況は悪化しており、OECDの国際調査によるとコロナ禍前後でうつ病もしくはうつ状態にある日本人の数はおよそ2倍(7.9%⇨17.3%)に増加したとのこと。人生100年時代、VUCA時代(先行きの見えない不透明な時代)といわれこれまでの当たり前が揺らぐ中、生き方・休み方をどうデザインしていくのかが求められています。
こんな方にオススメ!
どれかひとつでも該当する方は大歓迎!
・福島県広野町での活動に興味がある方
・ワークショップや場づくりに興味がある方
・観光や地域資源活用に興味がある方
・地域での実験に興味がある方
・被災地のリアルを見てみたい方
《関連タグ》
#福島県広野町、#地域社会、#暮らし、#町づくり、#大人の学校、#滞在型学習施設、#学びのコンテンツ開発、#フォルケホイスコーレ、#休息から生まれるチャレンジ
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